もぐし海のこども園がある熊本県天草市の牛深町(うしぶかまち)は、熊本市内から車で約3時間。
天草諸島の最南端にある、小さな港町です。
ここには県下最大の漁港・牛深港があり、一年中、新鮮な水産物がたっぷり獲れます。
牛深町の名物といえば、真鯛、キビナゴ、伊勢えび、紫ウニ…魚好きにはたまらない、魚介の宝庫です。
多くの魚や海の生きものたちが集まる美しい海は、この町の豊かさの象徴といえます。
「サアサ、ヨイヨイ」という軽快なかけ声が印象的な“牛深ハイヤ節”。これぞまさに牛深町の名物です。この伝統芸能であるハイヤ節に、踊りが加わったものを“牛深ハイヤ踊り”といいます。これらを継承していくために始まった「牛深ハイヤ祭り」は、毎年4月の第3金・土・日曜にわたって開催される天草の春の風物詩。地元の人はもちろん、県外からも多くの観光客でにぎわいます。ハイヤの語源は「ハエ(南風)」。牛深を出港し、北上する船に欠かせない風のこと。船乗りたちをもてなすために地元の女性たちが唄ったことが始まりと言われています。
牛深の人たちの特徴といえば、男性はちょっとシャイ。あまり多くを語りませんが、そこはやはり港町! 「ここぞ」というときには、男らしさを発揮してくれる人が多いです。そして女性といえば、いつも太陽のような笑顔で、嫌なこともアハハと笑い飛ばすおおらかな人ばかり。そして、皆さんとっても働き者です。
牛深の人たちの特徴といえば、男性はちょっとシャイ。あまり多くを語りませんが、そこはやはり港町! 「ここぞ」というときには、男らしさを発揮してくれる人が多いです。そして女性といえば、いつも太陽のような笑顔で、嫌なこともアハハと笑い飛ばすおおらかな人ばかり。そして、皆さんとっても働き者です。
最近では、「自然豊かな海の近くで子育てをしたいな」という新規移住の方。「そろそろ熊本に戻ってもいいかも…」というUターン組の方。県外から、この自然あふれる港町を選んでやってくる方も多くいます。
牛深町の朝は早く、港には夜明け前から威勢のいい声が飛び交い、活気に満ちています。
その代わり、夜はとにかく静か。街灯も少なく静寂につつまれます。
落ちてきそうな満天の星も、頬をなでる心地いい潮風も、遠くから聞こえる波の音も、
この町では“ごくふつう”なのです。